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村日記

育親さんが乳児にミルクを飲ませていると
「あかちゃんにミルクのませたい!」
横から子どもが小さな手を哺乳瓶に添えてきました。
自分がミルクをあげている気分のようです。
それから、長座布団に寝ている赤ちゃんの横に寝転んで一緒に毛布をかぶり
「ほらねんねよ~」
「おめめつぶってねるとよ」
などと、優しく声をかけます。気分はまるでお母さんです。
時には、姉弟でお母さんとあかちゃんになり互いにお世話し合います。

これは、子どもたちが「あかちゃんあそび」と呼んで村で流行っている遊びです。

子どもたちは遊びの中でも自然に、自分自身に必要な体験を取り戻そうとしています。

生後間もない赤ちゃんが、泣いて自分の欲求を表すと、育親さんから優しい笑顔で声を掛けられ、無条件に欲求を満たしてもらっています。
そんな様子を見て、「私はこんな風にしてもらってないかも?」と感じた子どもは
「抱っこ!」
「わたしも赤ちゃんになる」
と、育親さんに抱っこを求めます。

これは、子ども達が「愛され感」(自分が特定の大人に確かに愛されているという感覚=愛着)を自ら体験しなおし、取り戻そうとする姿です。
育親さんに甘えるという行動で「自分が乳児期に獲得できなかった愛着」を取り戻そうとする「育ちなおし」の行為です。
赤ちゃんのようになった子どもに向き合う育親さんの大変さも推察されますが、子ども達の「育ちなおしたい」というエネルギーや可能性に凄さを感じました。
        育親アシスタント 中村

# by kodomonomura | 2012-01-25 15:56 | 村の状況

専門研修を行いました

2011年9月から福岡市のファミリーホーム・里親の皆さんと一緒に専門研修を行っています。

2011年9月18日 
「性的虐待」 西澤哲先生 (山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科)


12月17日 
「家庭的養育におけるセルフマネージメント」 大澤智子先生(兵庫県こころのケアセンター)


2012年
1月15日 「家庭的養護における実親家庭の連携」 広岡智子先生 (日本子どもの虐待防止センター)


以上の3回が終了しました。
2012年3月17,18日は 
「私は育てられた・私は育てる~自分史から考える家庭的養育」森茂起先生(甲南大学文学部人間科学科心理臨床領域)ほかを行います。

# by kodomonomura | 2012-01-20 14:19 | ニュース・イベント情報

家庭的養護の人材養成プログラム開発事業

子どもの村福岡は開村前から継続的に「家庭的養護の人材養成プログラム開発」に取り組んでいます。

今年は新たに子どもを取り巻く関係機関のネットワークを作り、共同事業として、研修プログラムを開発試行、普及を実施し、
福岡市児童相談所・福岡市里親会・福岡県弁護士会・福岡市乳児院児童養護施設協議会・福岡地区小児科医会・福岡精神科病院協会と連携しながら研修や意見交換などを行います。

1月17日(火) 子どもの村福岡・福岡地区小児科医会・福岡市医師会の共催で、小児科医を対象として研修会を行いました。
特別講演では「児童虐待と社会的養護」というタイトルで
1.「精神科医の立場から」 藤林 武史 福岡市こども総合相談センター 所長
2.「小児科医の立場から」 坂本雅子 (特)子どもの村福岡 副理事長
が講演を行いました。
31名の小児科の先生方が参加され、熱心に聞き入っておられました。

総合司会の進藤静生先生です。

藤林武史福岡市こども総合相談センター所長)

坂本雅子子どもの村福岡副理事長

次回は3月21日に「児童虐待防止と精神科医療」というタイトルで
1.「児童虐待防止における精神科医療機関と児童相談所等との連携に向けて」藤林武史所長
2.「被害体験を持つ親の心理と理解の援助~切れ目のない包括的な支援に向けて~」森田展彰先生 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 ヒューマン・ケア科学専攻 准教授
が講演を行います。

近くなりましたら再度ご案内しますが、お申込みは受付開始しております。
お名前・ご所属・ご専門(医師・看護師・臨床心理士・社会福祉士・その他)・ご連絡先をご記入され、メール(fukuoka@cv-f.org)でお申込みください。

# by kodomonomura | 2012-01-20 12:43 | ニュース・イベント情報

村日記

1月9日、今津では冬の伝統行事『十一日祭り』が行われました。
HPはこちらです。

「祝うたー(いうぉーたー)」という挨拶とともに、今年は4つの町の神輿と、子ども達も70名ほど村へ回ってきてくれました。

楽しく見ていると、スタッフや子どもたちは突然、若衆に担がれました。
若衆に担がれた人は今年一年、縁起が良いことがあるそうで、
スタッフは「宝くじ買うと良いよ」と若衆に言われていました。
担がれたのは村に来て初めてのことで、
担がれた子どもは「“わっしょい、わっしょい”してもらったね。」
と嬉しそうに何度も何度も話していました。

賑やかで、とても楽しく、思い出がまた一つ増えた一日でした。
                                          育親アシスタント 村上

# by kodomonomura | 2012-01-17 18:54 | 村の状況

公開フォーラム「国連ガイドラインと社会的養護のこれから」

子どもの村では「国連子どもの代替養育に関するガイドライン」を和訳し、併せて「SOS子どもの村と福岡の実践」をまとめた本を出版しました。
その出版を記念して公開フォーラムを行います。

2011年、厚生労働省はこれまでの施設養護から家庭的養護へと大きく舵を切り、日本の社会的養護は今、変革しようとしています。
2009年に採択された「国連子どもの代替養育に関するガイドライン」を学び、私たちひとりひとりが考え、子どもたちの最善の利益のために行動することが期待されています。
多くの関係者の皆様のご参加をお待ちしています。

タイトル :国連ガイドラインと社会的養護のこれから
日   時 : 2012年3月4日(日)13:00~16:30(受付開始12:00)
会   場 : 西南コミュニティセンター
定   員 : 200名
参 加 費 : 無料・お気持ちを募金ください
託 児 : 無料(要事前申し込み)

プログラム
基調講演 : 「社会的養護の課題と未来像-これからの10年」
        講師:柏女霊峰淑徳大学教授
シンポジウム : 「国連ガイドラインと社会的養護のこれから」

お問合せ・お申込みは(特)子どもの村福岡事務局 
TEL.092-737-8655
FAX.092-737-8665
E-mail.fukuoka@cv-f.org
まで

詳細はこちらのチラシをご覧ください。
お申込みはチラシをダウンロードし、裏面の申込書にご記入の上FAXしてください。

# by kodomonomura | 2012-01-10 14:26 | ニュース・イベント情報

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